築地松 ついじまつ

みどころ紹介

一畑電鉄沿線
高浜駅~遥堪駅間
(出雲市平野町付近)

 鳥居の赤と電車の黄色。築地松の緑。3つの色が田園風景に優しく溶け込んでいました。築地松の樹種は雑木で東西と北側を囲む古い型です。

藁葺き屋根の民家と築地松
灘分町付近

 まさに日本の原風景。築地松の存在が出雲人の奥ゆかしさを物語っているようです。

築地松の小路
大社町北荒木地区

 築地松と垣根が整然としている様子に生活感と美しさを感じます。築地松とブドウのハウスが連なるこの道は心地よい風が吹き、夏には清涼感のある写真が撮れるでしょう。

一畑電鉄沿線
雲州平田駅~布崎駅間
(灘町新田付近)

 出雲風土記では「神の降る山、神の宿る山」と呼ばれた神名樋山(大船山)を背景に撮影。古代出雲の浪漫あふれる風景に築地松がとけこんでいます。

散居景観
灘分町下出来洲付近

 宍道湖岸の田園地帯。自然に囲まれたこの地だからこそ、人の暮らしを守るという築地松の役割を改めて実感します。

散居景観
斐川町原鹿付近

 田んぼの中を一直線に並ぶ築地松は、空に向かって雄々しくそそり立ち、互いの存在感を引き出し合っているようです。

散居景観
斐川町福富付近

 前後左右に微妙な位置間隔で点在する築地松が立体的な空間を醸し出します。見る位置を変えると、築地松の表情が面白いほどに変わります。

散居景観
斐川町三分市付近

 夏、2つの築地松のちょうど真ん中で朝日が昇っていきます。感動的な一瞬です。