平成28年度陰手刈り技術研修会を開催しました

 

 平成28年11月12日(土)、現役の陰手刈り職人の方と樹木医の方を講師にお招きし、陰手刈り技術研修会を行い、参加者は基本的な知識や技術、築地松の管理について学びました。

 最初に座学として、樹木医から『築地松の管理方法』について講義があり、「陰手刈りの必要性」「作業手順と安全対策」「作業に使う道具」「松くい虫の防除方法」などを分かりやすくご説明いただきました。後半は築地松のあるお宅へ移動し、この道数十年のベテラン陰手刈り職人から、直接、実技指導をしていただきました。庭木の剪定とは全く違う陰手刈りの手法に悪戦苦闘しながら、徐々に鎌の振るい方のコツを覚えて、講師も受講者も真剣な表情の中に笑顔が見られるようになりました。 

 また、実技指導後の意見交換会では、出席者全員で研修会の感想や築地松景観への想いなどを語り合いました。皆さんのご意見から、他の地方にない出雲地方独特の築地松景観を守りたい気持ちと、後世へ伝えていきたい思いが深まったことが伺えました。

 協議会は、引き続き陰手刈り職人の後継者育成及び築地松景観保全の推進を図ってまいります。

 

1.主催  築地松景観保全対策推進協議会

2.協力  出雲地区森林組合

3.会場  座学:出雲市斐川町原鹿 宮西研修センター      研修会の様子(写真)はこちらをクリック

      実技:出雲市斐川町原鹿 勝部さん宅            

4.受講者 7名(10代~60代)

5.講師  坂本芳友さん(出雲市斐川町在住) 実技

      三島泰治さん(出雲市斐川町在住) 実技

      槙野浩二朗さん(出雲市平田町在住) 座学 

  (槙野さんは島根県の景観アドバイザーでもあります)

6.研修会の感想 

 ●もっと技術を充実させて、実際に手に職がつくようになりたい。 

 ●地元のきれいな景観を企業と地元の人が協力して残して欲しい。

 ●研修会が続かないと築地松もなくなると思う。 

 ●半日の講習であったが、興味が持てた。出来ればもっと作業がしてみたい。 

 ●実際にやってみて、難しさを学ぶことが出来てよかった。