築地松景観保全住民協定の認定状況
築地松景観保全住民協定は、松くい虫防除を効果的に実施し、築地松景観を保全するため、一定の区域の住民に「築地松を活かしたまちづくり住民協定」を結んでもらい、その住民協定に基づいて行う築地松の維持管理費に対して助成をする制度です。
協定の種類は「一般住民協定」と「特定住民協定」があります。
○一般住民協定○
・協定区域面積がまとまりのある土地であり、概ね5ha以上あること。
・築地松のある建築物が5戸以上あること。
・原則として、土地の所有者及び借地権者全員の合意によるものであること。
・築地松の適正な維持管理について定められていること。(剪定は4年に1回実施、
消毒は年1回以上実施など)
・協定の有効期限が5年以上であること。
○特定住民協定○
上記一般住民協定の内容に追加される内容
・協定区域面積がまとまりのある土地であり、概ね10ha以上あること。
・協定区域の概ね9割以上が農業振興地域内であること。
・協定区域の宅地及び雑種地の合算面積の割合が、全面積に対して50%未満で
あること。
・屋外広告物が減少するよう努めること。(特に屋外広告物の新設は行わないこと。)
・築地松が松くい虫により枯れた場合の速やかな処分について定められていること。